手術療法

薬物療法を行っても局所的に滑膜炎や関節破壊が進行することがあります。このようなときには手術療法を行います。

滑膜切除術

炎症の源となる関節局所で増殖した細胞、肥厚した滑膜をできるだけ取り除きます。これにより関節の腫張、疼痛が取れ、関節破壊も一時的に止まり、短期での成績は良好です。滑膜切除の効果は2~3年から10年程度継続しますが、長期になるとその効果は消失します。

関節固定術

関節を固定する手術です。除痛効果はきわめて高いのですが、関節は動かなくなります。主に手関節、足関節、指関節などに行われます。股関節、膝関節、肘関節など固定すると日常生活を送るのに不便となる関節には、通常は人工関節手術を用います。

人工関節手術

壊れた関節を人工の関節に置換し関節の機能を再建する手術です。疼痛が取れ、関節も動かせるようになり、日常生活動作ができるようになって生活の質も向上します。成績は良好ですが、関節が壊れたり緩んだり、ばい菌が付いたりなどの合併症もあります。主に膝関節、股関節、肘関節、肩関節、足関節に行います。